2008年7月31日木曜日

神の領域

イチローが何か記録を作るたびに、感動が薄れていく自分が何かイヤだ。























そんな同様の悩みを抱えている人はきっと多いハズ。





しかし、もはや何をしても驚かれないほど、イチローは神の領域に達しつつある。34歳を迎えた今、これから選手として晩年を迎えるイチローだが、これまで積み上げてきた数字で毎年毎年何かしらの記録を破り続けることだろう。





多分我々がそのスゴさに気づかされるのは数十年後かもしれない。王・長嶋の活躍をライブで見たことがないデカ世代は、せめて後に伝説になるであろうイチローのプレーを、是非ともこの目に焼き付けておきたいところである。









新聞やネットの報道でイチローのインタビューが取り上げられていたが、最もデカが印象的だった言葉はコレ。日米合計3000本安打という記録に、疑問を投げかける人がいるが?という問いに。





”アメリカの人の中には、「日本でのヒットなんかたいしたことがない」みたいな考えが絶対あると思う。でも、申し訳ないけど、アメリカでのヒットのペースの方が速いんですよ。

だから「日本の方がレベル高いんじゃないの」みたいなことは言えますよね。そこはちょっと、誇りにしているところ”





王のホームラン記録しかり、野茂の200勝しかり、常に日米での記録に対する価値観は日本人とアメリカ人との間に温度差があることは事実。





しかしこのセリフをイチローが胸を張って言ってくれたことが、とても誇らしい。





同様に、野茂、イチロー、松坂等のメジャーでの活躍以降、またWBCでの日本優勝以降、確実に日本の野球への注目度が高まっていることも事実。
























最近はちょっと野球オタクのアメリカ人はプロ野球だけでなく、日本の高校野球なんかも勉強しており、なかなか嬉しい限りである。





それはもう興味レベルではなく、昨今高校野球に足を運ぶメジャー球団のスカウト数の増加からも、もはやこれは単なるブームではないと確信する。





来月の北京オリンピックや、来年3月の第2回WBCでの”JAPAN”の活躍を願わずにはいられない。





そんな想いを巡らせたイチローの3000本安打達成だった。






さて一方、ここ数日一気にお茶の間への露出が増えた張本勲。恐らく張本の安打記録、3085本をイチローが抜くのは多分時間の問題だが、この人あれだけヒットを量産しつつ、ホームランを500本以上を打ってるのもまた驚異的である。









意外とフォーカスされないイチローのホームラン数をちょっと調べてみたところ、日米通算で185本だった。これって意外と多いと思うのか?少ないと思うのか?人によって捕らえ方は違うと思うが、いかがだろう。。。





まあ本件にオチはないが、飲み屋でちょっとした小ネタくらいにはなるか。





いずれにしろ、あっぱれ!に間違いない。

2008年7月28日月曜日

陸の王者

試合開始3時間前、チケットを求め長蛇の列。























プレイボール時には既に超満員。





















修羅の如く降り注ぐ日差し。





















若き血。




















また今年もダメか…と頭をよぎった9回表、奇跡の同点。




















苦しみぬいてようやく掴んだ3点。




















遂にその時がやってきた。。。






















塾歌で泣いたのはデカだけではない。




































MACK。




















ずっと変わらぬ仲間と共に酔う美酒。(事務所的に顔出しNGな方はご連絡を。)


































映画でも漫画でも描けないようなカンペキな筋書きのドラマはかくして幕を閉じた。





このドラマのオマケは来週5日から、もう少しだけ続く。。。





46年分大暴れしてもらいたい。





生涯忘れることの出来ない夏に、エンジョイ・ベースボール♪

2008年7月18日金曜日

カリスマ

1995年に野茂が初めて海を渡った時の年棒は1000万円足らずだったと言われている。日本では既に1億5000万円程度を稼いでいたのにも関わらず。




いかに当時日本人選手の評価が低かったか?というより、アメリカ人が間近に日本人選手なんて見たこと無かったわけだから、当然といえば当然だったのかも知れないが。




それから13年、猫も杓子もメジャー挑戦の時代、今日の”日本人バブル”の礎を一人で築きあげた。






















伊良部、新庄、佐々木、イチロー、井口、W松井、松坂、等々、野茂以降メジャーを経験した33人の日本人選手の道を切り拓いてきた。
























新人でオールスターゲーム先発、両リーグでのノーヒットノーラン、日米通算201勝、日本人選手として初ホームランを放つ等々、野茂の実績は各新聞やネットを参考にして頂きたいが、何故これほどまでに野茂はメジャーにインパクトを与えることが出来たのか?




野茂が典型的な「パワーピッチャー」だったからだとデカは思う。



















日本人ピッチャーならではの制球や多彩な変化球で打者を打ち取っていくのではなく、まっすぐとフォークだけでグイグイ押してくタイプのピッチャーだったから。





全盛期の野茂はたった2つの球種だけでメジャーリーガーを”力で捻じ伏せていた”し、あの類のピッチングが出来るピッチャーは今後そうそうは出てこないのではと思う。





ピッチングが上手いとか、ボールにキレがあるとかじゃなくて、当時の野茂は完全に打者を圧倒し、試合を支配していた。 マウンド上でフーっと大きく深呼吸して振りかぶる姿。。。あの勇姿を決して忘れない。























それが多くのアメリカ人の、いわゆる”日本人感”を覆したのではと推測する。





ましてやあの見たこともないトルネード投法ときたら、まさにアンビリーバボーだったワケである。





メジャーのストライキが明けた年に野茂がデビューしたことも、失望していた多くのファンに希望を与えたと言う。






同時にその姿は衛星放送で日本にも流されるようになり、今ではほぼ毎日メジャーリーグをTV観戦できる環境に整えられていった。





放映権、ライセンス、グッズ、スポンサーシップ、等々の売り上げを見ても今日黄金時代を迎えているメジャーリーグが、野茂の活躍以降どれだけ恩恵を受けたことか。 とにかくその影響は計り知れない。





各誌で報じられている通り、本人は「悔いの残る引退」だと位置づけているらしいが、その理由はあと82に迫っていたメジャー通算2000奪三振だったのか、叶えられなかったワールドチャンピオンなのか分からない。





しかし仮に日本球界に復帰なんかしたとしたら、、、客寄せパンダのようになってもらいたくなかったし、そうならなくて良かったと思う。





世界広しといえども、これだけ無口で無愛想で笑顔の少ないカリスマはいないと思う。これまで右腕一本で周囲の雑音や批判を封じ込めてきた。残してきた功績や、人々に与えた希望は今更こんなところで語りつくすことなんて出来ない。

























いつものように「まあ、別に・・・」と言いながら、これからの野茂が一体何を考えるのか気になるところである。

























渡米以来、マイナー、メジャー、時には南米の独立リーグまで”ジャーニーマン”として毎年チームを転々とし、野球を続けてきた野茂だけに今さら「自分探しの旅」なんてモノには出て欲しくないと思うが、ハテいかがなものだろう。





そんなワケでか何のワケだが分からないが、デカもしばし旅に出てくるとする。


2008年7月15日火曜日

野球の季節

いよいよ後輩達の夏も開幕し、今日はひばりが丘高校相手に15対0の5回コールド勝ち。次戦は鶴見高校相手に7/19(土)である。























今年は中々応援に行くことが出来ないと思うが、悲願の「夏」まで頑張ってもらいたい。先日も触れたように今回の記念大会は神奈川から2校出場可能、強豪がひしめく北ブロックながら十分チャンスはある。



一方南ブロックでは今日は横浜vs日大藤沢、藤嶺藤沢vs平塚学園というベスト4なみの好カードが早くも実現し、横浜、藤嶺藤沢が次戦に駒を進めた。























日大藤沢、平塚学園がこの時期に姿を消すのも気の毒だが、全国でもセンバツ優勝の沖縄尚学や、昨夏優勝の佐賀北等、早くも有力校が敗れ去っている。




そんななか目を引いたのが、本日東京都予選で公式戦デビューした桑田Jr.こと真樹くん@桜美林。まだ動いているところを見たことがないので何とも言えないが、名門校で1年生レギュラーになるあたり期待大である。しかもピッチャーではなく左のスラッガーというところが中々お洒落じゃないか。














                              いずれにしろ福嗣くんの二の舞だけは避けたいところである。



明日は朝一からのMLBオールスターゲームに照準を合わせ、仕事をこなそうと思う。




いよいよ僕の一番大好きな野球の季節がやってくる。















2008年7月10日木曜日

真夏の祭典

"MIDSUMMER CLASSIC"こと、MLBオールスターゲームまでいよいよ1週間を切った。




イチローは8年連続の出場を決め、福留もルーキーイヤーにして初出場を決めた。野茂がルーキーイヤーに先発登板を果たしてから13年、もはや日本人選手がオールスターゲームに出場することが珍しくなくなった。




試合自体は7/15(現地時間)ながら、例年通り試合2日前の7/13にはオールスター・フューチャーズゲームが行われ、前日の7/14にはホームランダービーが予定されている。





フューチャーズゲームとは日本で言う「フレッシュオールスター」と同じようなモノで、マイナーリーグのオールスターゲームのこと。今年で10回目を迎えるが、過去のMVPにはアルフォンソ・ソリアーノ、ホセ・レイエス、グレイディ・サイズモアと今やメジャーを代表する選手もいて、将来の有望選手がしのぎを削る好ゲームが期待される。





また、試合会場は毎年メジャーのオールスターと同じ球場を使用する為、特に最終年のヤンキー・スタジアムでプレーできる今回出場予定のマイナーリーガーは感無量だろう。何故か試合は7イニング制というのが良く分からないが・・・草野球じゃあるまいし。





さて、オールスターゲーム自体も楽しみに決まっているのだが、何と言っても今回最大の興味はイチローのホームラン・ダービー出場である。イチローは過去に何度も出場を打診されていたようだが、自分はホームラン打者ではないからという理由で固辞し続けてきた。(WBCの前年に国対抗のホームランダービーだった時すら出場を辞退している。)





昨年のMVPに引き続き、何かやらかしてくれるのではと、今から期待大である。並みいる長距離砲を抑え、イチローが頂点に立つ姿を見てみたい。
























さて、今回のオールスター・ゲームのプラクティスジャージはネイビー、グレー、ホワイトを基調とした、NYにピッタリの洗練されたデザイン。もちろんオリジナルジャージも申し込めるので、記念にという方は是非
















他にも様々な限定グッズがオンライン上でも販売されているが、特に評判を呼んでいるのが自由の女神のフィギュア。各チームのロゴやデザインを施した女神像が1つ25ドル程度で販売されているが、かなりの人気を博しているらしい。

















我がホワイトソックス・バージョンを確認したが、イマイチで、やっぱりヤンキース・バージョンがシックリ来るのは当然か・・・また、ブルックリン・ドジャースや、ニューヨーク・ジャイアンツバージョンなんかも作成されており、オールドファンにはたまらない一品となっている。


















オールスター期間中、NY市内にも同様の女神像が配置されるらしく、イベントを盛り上げることになる。また、イベントに先駆けてあのボンジョビもセントラルパークで6万人を集めたライブを行うそうだ。



















オールスター開催地の地元は30年に一度の祭りとあって(厳密にはNY、LA、シカゴ等、複数球団存在する大都市はそんなこと無いけど)、あの手この手で盛り上げようと一体となっている。





最後のヤンキースタジアムでどんなドラマが生まれるのだろうと、今から待ち遠しい。





最後にあまり関係ないが、シャレオツなアイテムを2点発見したので紹介しておこう。まずはオールスターロゴ入りiPhoneケース。ホワイトとブラックの2色展開で用意されている。今から購入を検討されている皆さんもこれでライバルに差をつけることが出来るかも。


















最後に星条旗カラーロゴのMLBキャップ。デカがまだB-boyだったら、、、間違いなく購入の一品であろう。


2008年7月3日木曜日

第二の人生

定年後のサラリーマンや、プロ野球選手に第二の人生があるように、球場にもそれぞれの第二の人生がある。





本ブログではこれまで”新球場”について話しをしてきただけに、今回は現役を終えた球場に着目しよう。





日本では後楽園球場や、藤井寺球場のように解体されるケースや、ナゴヤ球場や川崎球場のように使用目的を変えて余生を送るケースもある。海外ではウツワによっては再利用されるケースもあるようだが、ほとんどが解体され、姿を消している。特にシアトルのキング・ドームの爆破解体は印象的だった。





最近アメリカでは取り壊される球場、もしくは競技場を『バラ売りする』企画がちょっとしたトレンドになっている。





どういうことかというと、実際に使用されていた人口芝、屋根、案内表示、観客席なんかをピースごとに切り分けて額に入れたりして、記念品として販売するのだ。例えばコレはNFLのインディアナポリス・コルツの元本拠地RCAドームの例。





この辺りのブツは$100~$400くらいの間でそれぞれ定価が決められて、オンライン上で販売される。




特に野球場の場合は、ホームベースやピッチャーズ・マウンドプレートなんて一品も高値で取引されるらしい。




最も人気のあるアイテムはクラブハウス周りのもので、特にロッカーだと言われている。スタープレーヤーが実際に使用したロッカーはネームタグ入りでそのままオークションにかけられる。




セントルイス・カージナルスの元本拠地、旧ブッシュ・スタジアムは観客席を1席$450で販売したところ、何と2万席以上が売れたらしい。




またアルバート・プホルズのロッカーはオークションで200万円以上の値を付けて落札されたらしい。














なんやかんや、最終的な売り上げはトータルで1億円近くなるらしい。チームや球場にとっては大きな粗大ゴミが1億円に化ければこりゃシメたもんである。





そもそも販売経路もほとんどがオンライン上であるから、経費もさほど掛からなく、丸儲けになる。





一方購入したファンも旧球場の思い出と共に、ガラクタアイテムを大切にすることだろう。





これはいわゆるリサイクルではないか!という意見すら聞こえてきており、近年は「環境に優しい取り組み」として評価までされている。利益+ファンサービス+エコ=これぞ一石三鳥である。





先日のシェイ・スタジアムも既に球場が引退後、バラ売りされるという情報も出回っており、早くもファン達は指をくわえてお宝を待っているかもしれない。





仮に甲子園球場のマウンドプレートなんてオークションにかけたら破格の値が付くのではと、個人的にはカナリ興味ありなのだが。



















ネタ的にも一息ついたところで暫し野球から離れ、南の島に出かけてくる。