2008年4月1日火曜日

球春

ついにMLBも本国で開幕し、いよいよ完全に球春到来と言ったところである。



いよいよ佳境を迎えつつあるセンバツ、楽天の好調、アホ巨人の弱さ、福留の衝撃的なデビュー等は言わずもがな、皆さんも既に各種報道で話題をチェックされていることだろう。



開幕4連敗の巨人に、生観戦したナベツネが激高して「もう二度と見に来ない」なんて言ってたが、ほんとにそのまま二度と来なくていいと思う。



さてそんな中、デカが気になったのは、イチローが今季入場曲に石川さゆりの『天城越え』を使用するというNews。(そもそも入場曲というのもちょっと違和感があるが、海の向こうでは"At bat song / music"と呼ばれている。面倒なので今日は”入場曲”で統一するが。)



これまでもイチローは、YAZAWAや椎名林檎などの邦楽を使ってきたが、演歌ともなると異例中の異例。『天城越え』は3打席目限定で使用する?らしいが、他の打席はMISIAを併用する。さすがイチロー、日本レペゼンである。



野球の場合、どうしても打席に入るまでの尺が限られている為、わざわざ石川がイチローバージョンを制作。和風な鼓の響きとロックテイストが混ざった躍動感あふれる作品に仕上がったそうだ。



是非、注目したい。



その他松坂はEXILE、松井は布袋、岩村もまたYAZAWAなんかを使用する予定。かつて野茂が海を渡った時は、入場曲がスキヤキソング(お約束)だったことを思えば、邦楽もバリエーションが増え、メジャーの世界にかなり進出を果たしたと言えよう。



日米の応援スタイルの違いによるものなのか、プロ野球と比較した場合、メジャーの場合は打席ごとに複数の入場曲を使用することが珍しくない上、毎年コロコロ変える選手が多く、いまいち印象的な入場曲を思い出せない。



その中でも最近インパクトが大きかったのは先生も大好きな『OKAJIMA OKIE-DOKIE』だろう。



個人的に最近カッコ良いと思ったのは、先日東京ドームで見たオルティスの入場曲『Big Poppa』。かのNotorious B.I.G.の永遠のクラシック。



オルティスの愛称「Big Papi」("poppa"も"papi"もお父さんという意味で同義)にちなんでチョイスしたと思われる。風貌も似てなくも無いが・・・
















その他、日本人選手に限らず、南米出身選手はラテン調ソングだったり、地域性が出て面白い。全体的にはハヤリのヒップホップ・R&Bが多い。



また、メジャーリーガーともなるとスターとの付き合いも深いのか、例えばA-RodなんかはマブダチのJay-Z(feat. Linkin Park)の『Numb/Encore』を使用している。



ジーターは元カノのマライアの曲でも使ってたら面白いのにと思ったが、最近はEMINEM等を使用している模様。残念。そういえば今年の日テレ巨人戦中継の主題歌はマライアらしいな。



"At bat song"に見るメジャーリーガーの交友関係と、出身地域の分析なんて考察も意外と面白いかも。今年の野球観戦はそんなところにも是非注目されたい。



音楽のハナシは嫌いじゃないので、またいつかネタがあれば続けていきたい。



最後に、こんなサイトを見つけたのでお暇な方はどうぞ(ちょっと情報は古いが)。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

早速のオキドキアップ、感謝です。

そして、ボクの親友、
BIG PAPIの情報もサンクス。
ちなみに、
右。
キングストンではないですよね?


刑事情報、
我がblogにアップさせていただきました!

にっこりテリー さんのコメント...

やっぱりアップテンポの方が上がる!とかあるのかね。