2007年9月28日金曜日

不毛な議論

8月初旬だったか、セーフコ・フィールドで捜査中のこと、試合中に突然スタジアム全体が凄まじいブーイングに包まれた。状況を把握するのに若干時間がかかったが、なるほどこれかとすぐに理解した。


他球場で行われている試合中、バリー・ボンズがハンク・アーロンの記録に並んだとの速報がスクリーンに映し出されたのである。


   


遠く離れた日本ではボンズの悪名というか、不人気というものはTVやネットからのみで、あまり実感することはないが、これほどとは恐れ入った。完全に観客が一体となったブーイングは初めてだったからな。

なんで突然こんなことを思ったかというと、昨日ボンズの756号記念ボールが、※マーク(注釈、つまり参考記録という意味)付きで野球殿堂に寄付されるという報道を聞いたからである。

しかし、この件に関してはウンザリするほど不毛な議論が続いている。「あれは記録とみなすか、みなさないべきか。」

個人的な見解としては、しばらくは放置し、静観すべきと思う。この不毛な議論はそう長くは続かないと思うからだ。なぜならA・ロッドが5年のうちにあっさりと記録を抜き去るからである。

というか、そう願っている。

しかし俺の最近大好きなこのネタはアメリカではジョークとしては通用しないかも知れないな。

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