2007年9月18日火曜日

上海ヌーン

しばらくアップデートを怠ってしまった。先週末のデカは捜査を忘れ上海に逃避行である。


といいながらもホテルでは微かに白黒で映るNHK BSのレッドソックスvsヤンキースに見入ってしまったが、松坂の勝利もならず、さして話題性も無いのでここでは特に触れぬこととする。


ご存知の通り、上海というか中国はベースボールの最後のそして最大のポテンシャルマーケットとしてMLBやヤンキースも数年ほど前から注目しているようだが、街中を歩く限りそんな気配は全く感じられない。バスケットやサッカーがまだまだポピュラーなのだろう。



しかし来年(2008年)のレッドソックス戦の開幕は日本で行う予定、と各種報道を賑わせているが、実はその直前にオープン戦を中国で予定しているようだ。某有力情報筋からの話だが、本気で検討してるみたい。しかし誰が見に行くのだろう・・・



そんな心配をよそにデカはひたすら小龍包をほお張り続けた。人生においてあんなに小龍包のことを考えたことが無いというくらい、ひたすら夢中になった。(※ちなみに写真の人物はデカではない。)





で、他に感想は無いのかと言われれば正直ためらいを禁じえないが、強いて言うなれば街中に響き渡るクラクションのけたたましさくらいか。このクラクションのうんぬんについては上海通の友人から事前に聞いてはいたが、いやしかし想像以上であった。


上海人の知人と食事を共にした時のこと。本件について話を切り出すと、なんでも今年の6月に交通法が改正され、1クラクションにつき(日本円にして)2,000円ほどの罰金が科せられるようになったというのだ。一般の上海の人々の平均収入が月20,000円弱と言われているので、相当大きな額である。


それにも臆せずクラクションをならし続け、他人よりも一瞬でも前に、一歩でも早く先に進みたいという姿に、今日の中国の勢いを垣間見たような気がする。

    


なんてまとめてみたが、実際は誰がクラクションを鳴らしているのか判らないくらい皆が鳴らしてるので、適当に鳴らしちゃおう見たいなノリなのかも。

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